長期休み明けに、気持ちよく仕事をするただひとつの方法

教育関係

冬休みに入って、

「ひゃっほー!何をしてくれようか!」
「そうだ!いつも行けないラーメン屋に行こう!」
「いつも会えない人に会って話をするぞ!」

とかいろいろ思っていたら、娘がクリスマス後に、インフルにかかり、天国から地獄に叩き落とされたベールです。

現実を受け入れるのに、2日ほどかかりましたが、せっかくの長期休暇。看病&ダラダラで時間を過ごすのは、もったいなすぎる!

ということで、教員として冬休みに最低限これをやったらいい!ということや自分の考えをお伝えします。

冬休みが終わった後に、気持ちよく仕事にむかいたい方はぜひご覧ください。

もっとも大切なこと

長期休み明けって憂鬱ですよね。冬休みは愛のままにわがままに過ごしていたのに、またあの学校という名の戦場で戦うのかと戦々恐々としてしまう・・・

わたしは今もそんな感じでが、とくに20代の頃は休み明けが辛くて辛くてしかたがありませんでした。

理由は単純です。冬休みに何もしていなかったからです。

学校の辛いことを忘れるために、ただただ惰眠と動画コンテンツをむさぼる。

学校が始まる前日くらいに、これまでのぬくぬくライフが忘れられず、もう一度時を戻してほしいと神に祈る。

少しでも自由な時間を確保するため限界までスマホをながめ、寝落ちし寝不足で当日を迎える。

そんな状態だったで、始業式が辛くてしかたなかったのです。

わたしの20代の時の大きなつまずきは、何といっても「何もしなかった」ことです。

長期休みの間に何もしないとどうなるか。完全に体が「エンジンが切れた状態」になります。

すると、再度エンジンをかけようとした時に、大きなエネルギーが必要になります。もしくは、エンジンが切れた状態で学校を迎えるようになります。だからしんどいのです。

また、エンジンを切ったといっても、仕事への不安は心のどこかにずっと残り続けます。そんな状態で気持ちよく体を休めることができるかといえば、「NO」だと思います。

だからこそ、休みの時に何をしたらいいのか。

そう。

少しでも仕事をしたらいいのです。エンジンを完全には切らずに、アイドリングをかけるように。

冬休みにこれだけはやろう

これを聞いて、こんなことを思われたかもしれません。

「何を言っとるんじゃ、このたこ!」

「せっかくここまで頑張ったのだから、休んで何が悪い!」

「言っていることは分かるけど、考えたくもない」

はい。すごく分かります。

なので、最低限これをすれば、休み明けに楽な気持ちでむかえられるということを一つだけ紹介します。

これまでの学級を見直したり、できるだけ授業のストックを作ったり、教材を作成したり、いろいろやることはありますが、こんなことを休みの時に全部やらないといけないと思うと辛い先生も多いと思います。

だからこそ一つだけ。それは、

「休み明けに、仕事に関連してワクワクすることを見つけることです」

いいですか?休み明けの連休で、「ディズ〇ーランドに行く!!!」とかではないですよ。あくまで仕事に関連してです。

例えば、わたしの例を言います。

私は、国語科の学習を教えるのが好きです。なので、3学期の国語の教科書をパラパラとめくって、この単元は面白くできそう!という単元を見つけます。そして、その単元計画を作ります。

あっ、ちゃんとしたフォーマットで書く必要はないですよ。わたしは、マインドマップで書いてます。

これはわたしの例なので、たとえば学級の子どもたちとこんなレクリエーションをしてみたいとか、宿題のやり方を変えてみようとか、他の先生にこんなことを教えたい!とか何でもOKです。

なぜ、「仕事に関連してワクワクすることを見つける」のがいいのか。

それは、結局仕事の不安は、仕事をこなすことによってでしか解消できないし、たくさんのことをやろうとすると、辛くなって目をそらしてしまうからです。

仕事が辛いとずっと思いると、脳が「仕事は辛い」とインプットします。だからそれを書きかえてやる必要があります。

休みの間に仕事を頑張るというよりも、何かワクワクすることはないかなと考えることで、仕事に対してのベクトルが前向きに変わります。それが重要だと考えるのです。

さいごに

せっかくの冬休み。しっかり休んだり、普段できないことをしたりするのはとてもいいことだと思います。

さらに、気持ちの良い冬休みにするために。何かワクワクすることを考えて、前向きな気持ちで始業式をむかえる先生が増えたらいいなと思います。

最後まで読んでくださってありがとうございました!

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